去年の豪雨で主人の愛車が水没し廃車になった件の手続きが先日全て終わったので参考になるかは分かりませんが
一連の流れを報告したいと思います!
水没車・全損の定義とは
主人の愛車は豪雨により天井付近まで水に浸かった為、修理不可の全損廃車になりました
こんな状態なのでもちろんエンジンもかかりません
保険会社的にはエンジンが全て水に浸かる又はダッシュボードまで水に浸かった場合に水没車という扱いになるみたいで
エンジンが水に浸かり修理不可の場合や修理額が補償額を超えた場合に全損扱いになるようです
車両保険はつかえる?
4月に購入して7月に被害にあったのでローンの残債はほとんど丸々残っていたのですがフルカバータイプの任意保険・車両保険に入っていたのでローンの残りは全額保険会社から出ました!
なので車は無いのにローンだけで残るという最悪の事態は回避できました。
全損になると免責金額を払わずに保険金が貰え車両全損時臨時費用と言う特約が付いていると保険金の1割(MAX20万)が上乗せされます。
等級は1等級ダウンします。
でも洪水や台風などの自然災害を対象にしてない場合や地震による津波などは保険適応外の場合があるので保険の加入内容を確認した方がいいですね!
主人の友人も同じ時にクルマの水没の被害に遭ったのですが自然災害を保険の対象にしていなかった(保険料が安くなる)ので保険がおりなかったそうです…
全損車両の所有権はどこに?
ローンで車を買った場合車の所有権はローン会社になってると思います。
ローンを全額返し終えれば所有権を自分にする事ができ車の名義を変えたり売却できるようになります。
今回の件ではローンの残債を保険会社が肩代わりしているので所有権は保険会社に移り保険会社が車を引き取ると思っていました
(主人もそう言っていたので)
が!!
ディーラーの営業の方から
「全損の場合、所有権はご主人のものになる。過去にそういう判例があるので所有権は保険会社から主人になる」
と連絡があったんです
詳しい理由は分かりませんが過去に裁判があってこの判決が出たんそうです。
ネットでこの事を調べても
「所有権は保険会社になる」
の検索結果ばかりで主人も半信半疑でしたがちゃんと所有権が主人になったので車を売ることまで出来ました。
所有権の手続きについてはディーラーにお任せしてたので詳細についてはまたディーラーの方に聞いてみようと思います!
水没車は売れるのか!?
所有権が保険会社でなく使用者(主人)に移るのが前提ですが
車は
売れました!
ディーラーの方が買い取ってくれる業者を探して手配してくれましたが県内で大量の水没車が発生しているのでレッカーもいっぱいいっぱいで引き取りまで1ヶ月弱かかりました。
レッカーを待つ間に主人の愛車は
砂漠に放置された車みたいになってしまいました
10万に満たない金額でしたがまさか売れるなんて思っていなかったのでありがたい金額でした。
返ってきたお金(税金)
返ってきたお金ですが税金は
自動車税
次の車の購入時掛かる自動車取得税
自動車税は4月から7月までしか乗っていないので残りの8ヶ月分が返ってきました
主人は通勤に車が必須なのですぐに次の車を購入したんですが被災した場合この時にかかる自動車取得税が免除になります。
その他
車の延長保証料
住民票の手数料
が返ってきました!
3ヶ月しか乗ってないので延長保証料は全額です
車を買い替える時に住民票を提出するんですが被災して買い替える場合は住民票の取得手数料は免除になるようです。
まとめ
保険をケチらなくて良かった。。。
保険は掛け捨てなのでなにも無ければ掛け金が勿体なく感じてしまいますが最近は日本各地でゲリラ豪雨や今までに無い自然災害が起きているので被害に遭う確率は上がって来てると思います。
自分の入っている保険内容をよく確認してどこまで保証されるか把握する必要も感じました。
税金もこちらから申請しないと行政の方から親切に教えてはくれないので私達も担当営業の方が調べて教えてくれてなかったら何も知らずスルーしていたと思います。
知っているのと知らないのでは大きな差ですよね。
担当の方にはほんと感謝です🙏✨