子育てコーチングの実践
目標を設定したら次は現状を把握し問題点をはっきりさせる!です
ステップ①じっくり観察してみよう!
ありのままの事実を観察する。その為には客観性が大事だそうです。
観察した内容を文章にしそれをもう一度自分の目で見る。
この一連の流れを通して客観的な視点を持てるようになるとありました。
私はもう何年も日記を書いていて子供に対して感じた事や子育てしながら気づいた事を書き残したり行き詰まって爆発した思いをぶつけたりしていたのでこれを引っ張り出して読み返したりしました。
書いていた時は感情的になっていて八方塞がりだ!!!!
ってなっていた事も今読むと冷静に分析できたりしてその時見えなかったものが見えたり気づかなかった事に気付けたりしました。
②問題点をはっきりさせよう!
問題の本質は表面上のトラブルとは違った所にその根っこがあったりするそうです。
子育てのイライラは元から断たないと意味がなくその為によく観察してトラブルの元を探す事が大事。
なるほどと思いながらすごく悩みました。私が子育てで悩んでる事って何なのかいざ考えると分からなくて。
育児相談の時もそう。
何か悩んでる事ありますか?困ってる事ないですか?って聞かれてもパッと出てこない。
でも悩みや問題がないわけじゃない。毎日のように頭抱えてる。
だからまずは問題を明確にしましょう!と言われてもいや、それが1番難しいんだよってなりました笑
いつもならここから進めなくなって考える時間もないし途中放棄するのですが今回は違いました。
作者の方はお子さんのダダが1番の問題だと思っていたけど本当はダダに振り回され怒って心身がくたくたになるそんな風に反応してしまう自分自身が1番の問題だったと書かれてたんです。
この本を読んで
わたしの心のこんがらがった感情がほどけていく感覚でした。 私が悩んでいるのは長女の言動じゃないんじゃないか…娘をどうにかしたいんじゃなくて自分をどうにかしたいんだ…
そう言えば日記にも
【母にそっくりな自分が嫌になる】
ってしょっちゅう書いてた…
幼い頃わたしは母が嫌いでした。母に愛されてないと思ってたから。
とても厳しい人で怒るとすごく怖くてわたしにとっての母は世界で一番怖い人。
だからわたしは子どもながらに将来こんな母親にだけは絶対にならない‼︎と思っていました。
でも今のわたしは母と似たとこだらけで母にされて嫌だったこと母に言われて嫌だったことを我が子にしてしまっていてその事に気付く度ものすごい嫌悪感に襲われていました。
同時に母はこーいう気持ちだったんだ…愛してないわけじゃない。と当時の母の気持ちが理解できる部分も出てきましたが当時の私には分からなかったです。
子供は単純です。
抱きしめてと言った時に抱きしめてもらえなかったり、ごめんねと言っても許してもらえなかったり。
ただそれだけのことでも私は愛されてないんじゃないかいらない子・ダメな子なんじゃないかと思ってしまうんです。
感情的になりつい口走ってしまった言葉でも子供の心には深い傷を残し一生抱え続ける事になるんです。
その事を自分の経験として知っているのになぜ自分の感情に振り回されてしまうのか。
小さいうちはどんなに母が怖くても愛されようと努力しました。
でも成長するにつれ愛される事を望まなくなっていきました。
母を怒らせないように上手くやっていこう。
それが1番平和でいられる。
母に私の気持ちを理解してもらおうなんてそんなの無理にきまってる。
だから言いたい事があっても言わない。
嘘だってつくようになった。
でもそんな事続けてたらいつの間にか不満ばかりになってて母の事も嫌いになってました。
自分が母と似てると思う度
娘も私の事嫌いになるのかな私に嘘つくようになるのかなってすごく怖くなってたんです…
母親の都合や気持ちなんて子どもには理解できないし受け止めれない。
母親の必死さが必ずしも愛情として伝わるわけじゃない。
怒られたらただただ悲しくて傷つく。怒られた理由なんて考えてられない。どうしたら許してもらえるかなってそればかり
だから何がごめんなさいなの?って聞かれたら脳内パニックになってた。
正しい事言わなきゃまた怒られちゃうって。
それを繰り返してるうちに自分の気持ちにフタをして言いたい事言えなくさせる。
その経験があるのになんで母親と同じことを…
長女に対して感情的に怒ったりしては自分の母親とリンクしてハッとし当時の自分の気持ちを思い出して後悔や罪悪感を重ねてるのに変わろう変わろうと思うばかりで同じことを繰り返している自分に悩んでるんだって気付いたんです。
だから何よりの問題は娘の言動とかではなくて
《自分が幼い頃されて嫌だった事を娘にしている自分自身》
だと言う事が分かりました。
誤解しないで頂きたいのはここに書いた母が全てではないという事です。
もちろん優しい所も沢山ありましたしどんな時も家族優先だった母には感謝と尊敬の気持ちを持っています。